最近の車は鍵のトラブルが少ない

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最近の車はスマートキーや電子制御のため鍵を車内に残したままロックが掛かり鍵を閉じ込めてしまうトラブルが起こらないようになった車種がほとんどですが昭和、平成初期の車にそのような機能は付いておらず私の様な50歳前後の方なら車の鍵を閉じ込めて鍵の110番のお世話になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。私と同僚の経験ですが某船舶会社のフェリーターミナルで働いていますがお客様から車両のみを運んで欲しいと要望が有り無人車両のフェリー航送を行っております。そこでよく起こる鍵のトラブルが、古い中古車で鍵を車に着けたままドアを閉めるとそのままドアロックが掛かってしまいもうドアを開ける事が出来なくなってしまうトラブルです。断トツでトラブルが多い車種は何故か軽トラックで車に鍵を付けたままうっかりドアを閉め「あっ!」と思った時には時すでに遅しです。それでも少しでも窓が空いていれば窓の隙間から針金を入れて鍵に引っ掛けて取り出す事が出来れば幸いですがそれさえ無理な時は業者さんに連絡をしてフェリーターミナルまで出張してもらって車を開けることになるのです。時間によっては深夜の呼び出しになり無駄な経費を使ってしまったと報告者を書く事になり後悔するのです。しかもこの鍵の閉じ込めトラブル、社内ではベテランの社員から新入社員に至るまで全ての人が一度はやらかしてしまう一つの儀式の様な物になっています。この儀式に運悪く当たってしまった後、最近の車は賢くて便利になったなとつくづく実感しています。