家に人がいるのに鍵がなくて入れない

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友だちの家に遊びに行った時のことです。 約束の時間に車で友だちの家に行くと、家の前に泣いている友だちの娘がいました。その子は小学生なのですが、「鍵がなくてお家に入れない」と泣いていたんです。しかし、友だちの車は駐車場にあったので、友だちが外出している可能性は低いと思いました。インターホンを何度も押しても応答がなく、友だちに電話をしてみても、なぜか電話に出てくれません。LINEも未読無視で、彼女の身に何かあったのではと不安になってしまいました。 そこで、私はその子の学校に連絡し、その子のおばあちゃんに鍵を持って家まで来てもらったんです。おばあちゃんが家のスペアキーを持っていてくれたのが、本当にラッキーだったと思います。だいたい、そこまでで1時間くらいの出来事でしたが、その子の娘は私が来るまで、一人で30分近く待っていたようでした。 そして、ようやく鍵を開けて家の中に入ると、リビングのソファーの上に携帯電話が置かれているものの、肝心の友だちは見つけられません。 どうしたんだろうと不安に思っていると、二階の寝室から寝起きの友だちが起きてきたんです。 どうやら、目覚ましもつけずに昼寝をしてしまい、インターホンや電話にも気付けなかったようでした。 友だちは前日が夜勤の仕事だったため、疲れが溜まっていて寝過ごしてしまったようです。いつもなら、夜勤の次の日は、お父さんが子どもに家の鍵を持たせているんだそうですが、その日はたまたま忘れてしまったとのことでした。 兎にも角にも、友だちが無事で本当に良かったです。また、子どもに鍵をもたせることの重要性も学びました。

鍵 北九州