実家に帰省したのに鍵がなかった。
- 2021.03.05
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私が学生で親元を離れて一人暮らしをしていた時のことです。一人暮らしをしていたマンションはオートロック式で入るときには自分で設定した10桁の番号を入力するキーレス式であり、交通手段は電車が主、都会で暮らすのが長くなるにつれて私はキーケースを持ち歩くということをすっかり忘れて長期休暇となりました。長期休暇初日に、親にこれから帰るとの連絡を入れて、私は新幹線に乗り、12時ごろに地元に帰ってきました。お腹はすいていたけれど、母親から昼ごはんを作って置いておいたとの連絡もあったため、空腹のままさらにバスに乗り換え30分かけて実家に到着。さて鍵を出して実家に入ろうとした時に、ようやくキーケースはマンションの部屋の引き出しに仕舞い込んであることを思い出しました。両親は共働きのため、早くても帰ってくるのは19時過ぎ。一瞬、新幹線でマンションまで引き返してまた戻ってくる方が18時頃には戻ってこれるため早くないかとも思いましたが、お金のことを考えると無理な話でした。夏で暑い中空腹で喉もカラカラで、鍵がかかった扉の向こうには母親が用意してくれた私の好物の具いっぱい冷やし中華が待っているというのに、数時間は中に入ることができない悔しさ。しかも、実家の近くには長く時間を潰せる場所などないため、私は泣く泣くまたバスに乗り駅前まで戻ってきて、両親から「仕事が終わった」との連絡があるまで漫画喫茶で数時間過ごしました。
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