もったいない!

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その日は何を思ったか、夫に留守番を頼み、私は家の鍵を家に置いたまま買い物に出かけました。

買い物を終えて夕方、家の玄関前に着きました。
そこで、鍵を持ってこなかったことを思い出し、夫に鍵を開けて欲しくて玄関チャイムを鳴らします。
しかし、留守番しているはずの夫が出てきません。
何度押しても、反応がありません。
電話をしても反応がありません。
玄関ドアに付いているポストから、家の中の様子に耳傾けると、、、イビキが。これは寝ている?と愕然とし、ポストの中から叫んで呼びかけてみます。
しかし夫は起きません。あまり叫びすぎると、ご近所様の目を気にして恥ずかしいので、しばらくして諦めました。

一旦車に戻り、夫が起きる事を願いつつ30分。
これはもう、日が暮れるまで起きないんじゃないか?と思い、鍵の110番に連絡をする事に。

電話をすると、「とりあえずうかがいます」との事。
こんな事のためにお金を払うのであれば、鍵を持って来ればよかった。そんな後悔の念を抱きながら、お店の人が来るのを待つ事30分。
ようやく到着し、少し希望が見えたところでお店の人とご挨拶。
玄関前までご案内し、「ここの鍵を開けていただきたくて。」とお話し、お店の人が鍵の形状などを確認しているその最中、中から「ガチャ」と鍵の開く音が。。。

全く反応もなく、イビキをかいて寝ていた夫がまさにその瞬間、起きてきたのでした。
お店の人には申し訳ないやら情けないやら。恥ずかしい思いと、夫への怒りでいっぱいでしたが、お店の人は「料金はいただきませんので大丈夫ですよ」と神対応をしてくださりました。

二度と鍵は置いていかない!そう強く誓った1日となりました。