灯台下暗し
- 2025.04.10
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大学生の時、バイトに行こうとアパートに一度帰宅するとカバンに入れたはずの鍵がなくなっていました。このままでは鍵を開けてアパートに入れないし、バイトの服に着替えることすらできないと思いかなり焦りました。予備の鍵も遠くに住んでいる親に渡していた為、どうしようと思いながら大学の今日通った場所に戻って一つ一つ教室を周り確認することにしました。あと少しで出発しないと遅れてしまうと思い焦っていると友達からアパートに鍵をさしたままなのでは?と言われました。かなり大きなストラップを三つもつけていた為それは絶対無いよと言いながらも私の自転車貸してあげるから確認しに戻ってみたら?と言われてそこまで言うならと思いもう一度アパートに帰って確認することにしました。もし見つからなかったらバイトに間に合わなくなる時間まで迫っていたので、自転車を急いで漕いでアパートを目指しました。アパートに到着し急いで玄関前に走っていくと、大きなストラップが扉の手元で風に揺られていました。どうしてこんなに大きなストラップに気が付かなかったのか自分でも訳がわかりませんでした。しかし驚いている暇もなく、あったことを友達に伝えて感謝して学校まで再び自転車を返しに戻り無事バイトに行く事ができました。次の日、どうして鍵を差したままだと思ったの?と友達に尋ねると、その子はよく泊まりにくる子だったのでよく差しっぱなしにして忘れそうになっていたから今回もそうかなと思ったよと言われました。
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